「ボディコントロール」は、JINENの4段階の「動」にあたります。部分の動きを全身につなぎ、協調した一つの動作として使うことを学ぶ段階です。重心移動や運動連鎖によって必要なところへ力を伝え、効率よく大きな力を出せる動きを目指します。
画像を拡大動く順番とタイミング
全身で動くときは、各部分が動く順番や、力を伝えるタイミングが関わります。手を伸ばす動作も、腕だけでなく、胸の向きや体重の移り方によって変わります。「手が届いた」という結果に加え、どうやって届いたのかを学びます。
たとえば、物を斜め前へ押す動きでは、足で床を押し、体重を移しながら、骨盤、胸、腕へと動きをつなぐ使い方を試します。骨盤から背骨へ、らせん状に動きが伝わり、腕が時間差で動かされる感覚を確かめます。腕だけで押し切ろうとせず、全身を通して手へ力を届ける。このつながりを、JINENでは「力の通り道」として学びます。
参考記事→力の通り道
部分から全身へ
ボディリマッピングで学び直した部分の動きを、全身で使うのがボディコントロールです。「重心移動」「らせんの運動連鎖」「力の通り道」が、この段階を理解する具体的な手がかりになります。
最初は動く部位に注意を向け、分かってきたら「手をここへ届ける」といった目的へも注意を移します。部分を確かめては、一続きの動作に戻る。その繰り返しによって、日常やスポーツで使える動きへ育てていきます。