「自然(じねん)」は、「自ずから然り」という言葉です。JINENは、人の体にもともと備わる働きを取り戻すことを目指しています。そのために、余計な力みや細かな操作を減らす考え方が「引き算の哲学」です。
画像を拡大必要な力と余分な力
体を使うときは、力の大きさだけでなく、どこで、いつ力を出すかも大切です。必要なところが働けば、ほかのところまで固め続けずに動けることがあります。この余分な頑張りを見つけて減らすのが、JINENの引き算です。
たとえば、振り向くときに首だけを強くねじる代わりに、胸の動きも使う。首へ向けていた指示を減らし、動作に参加する部分を増やします。力を抜くことと、必要な動きを学ぶことは、ここでつながっています。
参考記事→背骨の3つの動き
体系の中での役割
「自然」は体系全体が目指す方向、「ゆだねる」は練習に向かう姿勢、「わけるからつなげる」は学び方を表します。部分の動きを丁寧に学び、全身の動作に戻しながら、その場に合う使い方を探します。
座る、歩く、物を運ぶ。それぞれの動作で必要な力を使い、用が済んだら休める。うまく動けないときは、「もっと頑張る」だけでなく、「どこで頑張りすぎているか」も考えてみる。「自然」という言葉は、そのための手がかりになります。